先日から導入したMarsEditがプレビューのフィルターとしてMarkdownを利用できるので興味を持っていたが、TypePadではユーザーがPluginを勝手に拡張することができないのであきらめていた。
昨日、PafuxuさんからCotEditorでMarkdownをフィルターとして利用できることを伺ったので、早速試してみた。
MarkdownとCotEditorをダウンロードしてきて、JAM LOGに紹介されているように設定するだけで使用できるようになる。MarsEditと連動させるために、MarsEditの外部エディタとしてCotEditを登録する。後は、MarkDownの記法に従って記事を書くだけ。
一通り試してみた印象は、
- 可読性を維持しつつhtmlとしてPublishできるソースとなる書式としてはなかなか分かりやすい。ただし、nDiaryなどと比較して優れているという訳でもなさそうだ。
- MTなどのフィルターとして利用するならばユーザーはMarkdown書式の投稿をマスターとしていけばいいが、わたしのようにhtmlでポストするための過程の書式として利用するではあまり意味がないか。
- よーく考えてみるとMarsEdit自身もプレビューでMarkDownをサポートしているので、同様なことをやっているはず。このプレビューで参照している変換されたファイルってどこにあるんだろう。それがわかればわざわざCotEditor上で処理する必要もないか。
という感じで、長い投稿でいろんなhtmlエレメントを使用するような文章のとき補助的に使うのがよさそうだが、マークアップのためだけに使うのであればMarsEditもあるしEGBRIDGE Universalのユニバーサルパレットなんかでもある程度はこなしてくれるので、あたらにMarkdownを導入するかどうか微妙なところだ。。
参照
- Daring Fireball: Markdown
- AYNiMac : 自作ソフト : CotEditor 0.9.0
- JAM LOG : CotEditorでMarkdown
- Markdownスタイル - ! Markdownスタイルとは
実際やってみるとこんな感じ
Markdown書式で記述すると、以下のような感じの文書になる。
###英数字・記号の表記ルール
この記事のオリジナルはYostos@Webの「[英数字・記号の表記ルール]
(http://yostos.typepad.com/yostosweb/2004/07/post_1.html)」と
いう記事です。
どちらかというと自分自身への覚え書き。
私がこのサイトの記事を書くときの、英数字・記号に関する表記のルー
ルをまとめてみた。基本的には、一般の校正で使われるルールに則って
いる(はず)。
####英数字
すべて半角で表記する。数字については、3桁でコンマで区切る。
####記号
- 半角の記号がある場合は、半角を優先して使用する。
- !などの記号で終わる文は、半角スペースで一文字空けて次の文を始める。
- 本などのタイトルを表す場合、「」ではなく『』(二重括弧)を使用する。
- 3点リーダー(…)は、2つ続けて使用する(……)。
リーダー(・)を使用し「・・・」などと表記するのは誤り。
これをCotEditor上からMarkdownフィルターを使用して変換すると、以下のようなhtmlが生成される。
<h3>英数字・記号の表記ルール</h3>
<p>この記事のオリジナルはYostos@Webの「<a href=“http://yostos.typepad.com/yostosweb/2004/07/post_1.html”>英数字・記号の表記ルール</a>」という記事です。</p>
<p>どちらかというと自分自身への覚え書き。 <br />
私がこのサイトの記事を書くときの、英数字・記号に関する表記のルールをまとめてみた。基本的には、一般の校正で使われるルールに則っている(はず)。</p>
<h4>英数字</h4>
<p>すべて半角で表記する。数字については、3桁でコンマで区切る。</p>
<h4>記号</h4>
<ul>
<li>半角の記号がある場合は、半角を優先して使用する。</li>
<li>!などの記号で終わる文は、半角スペースで一文字空けて次の文を始める。</li>
<li>本などのタイトルを表す場合、「」ではなく『』(二重括弧)を使用する。</li>
<li>3点リーダー(…)は、2つ続けて使用する(……)。リーダー(・)を使用し「・・・」などと表記するのは誤り。</li>
</ul>
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