なんとなくGTD的なソフトはないものかと探していてみつけたOrg-modeというEmacs上のlispで作成されたマクロ。
元はアウトライン・エディタ的なモードだったのだと想う。
ところが、添付されているPDFのマニュアルがなんと130ページ近いボリュームなのだ。「何ごとだ!」といろいろと調べてみると、Emacsのlispでここまでやってしまうかというほど機能を盛りこんだとんでもないパッケージでした。
アウトラインだけでなく、それを利用してToDoリストを使って簡単なタスク管理ができる。各タスクにはステータスやカテゴリーを持たせることができるし、開始時期、デッドライン、作業のクロックインなども記録できる。その他プロパティはカスタマイズ次第で追加できる。完了したタスクをアーカイブして他のフィイルに追い出す機能もある。
タスクにはプレーンテキストを持たせることができるが、その中で独立したタスクにするほどのもないアクティビティはチェックリストを使って管理することができる。チェックボックスで完了状況を記録しまとめておくことができる。
驚くのは、テキストベースだが表をサポートしてこと。
各カラムのテキストの長さに合わせて、桁数なども自動調整されなかなか便利。各カラムの中では式を使うことができ、他のカラムを参照しながら計算する自動計算までサポートしてしまっている。
EmacsなのでOrg-Modeでも扱うファイルはプレーンなテキストファイルなのだが、HTMLやLatex、iCalendarなどへのエクスポートも可能なのでどこまでも広がる。
当面、Todoの管理はOrg-mode、メモにはHawmを という使い分け。
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