ブックオフでビートルズ全曲解説を見つけた。初めてイギリスでのシングルの一位を逃した曲「Penny Lane」について読んでいたら、その時一位だったのがEngelbert Humperdinckという人の「Release Me」だったとあった。
iTMSで探してみるとあった。
Engelbert Humperdinck "Realse Me"
全曲集の著者がイギリスのレコード購買層が永久に恥ずべき汚点
とまで言っているので興味がわいたので買ってみた。時代が違うので感じ方が違うのかもしれないが、あくびが出るくらいつまらないバラードだ。「Penny Laneじゃなくて、なんでこんな曲なんだ!」という気持ちはとってもわかる。
ところで、久しぶりに「Penny Lane」を聞いてきづいたのだが、 94年か2005年のライブの音源だと思うが、曲のキーがオリジナルと違う!
オリジナルでは、B→C#m7→F#7→B→Bm→Abm7b5→GM7→Fsus4/F という感じだが半音高い。 とすると、C→Dm7→G7→C→Cm→Am7b5→AbM7→Gsus4/G となる。ピアノで弾くと、コードはともかく左手はベースラインと同じ音を弾いているので、オリジナルのキーで弾くと結構素人には難しい。だけど、半音上げてキーCでやると全然簡単になる。Cm→Am7b5→AbM7の部分は難しいコードに見えるけれど、Cmからベース音が動いているだけ。
この曲のレコーディングは1966年末から翌年の年初に掛けて行われていて、アルバムでいうと「Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band」の直前。当時盛んにテープの回転操作をしていたころだ。もしや、キーCで録音して回転を落として半音下げたのかな。
シンコーミュージック
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